外国から来た子ども達への初期対応を充実するために
専門委員会を設置してください!
さいたま市の細田教育長に要望書をお渡ししました。
さいたま市の細田教育長に要望書をお渡ししました。
「外国から来た子どもたちのつまずきは、初期の対応に問題があることが多い」と言われています。私たちは、子どもたちと関わる中で、そのことを実感することがしばしばでした。外国から来た子どもたちが、みんなと楽しく学んでいけるようになるため、そして、それぞれの子どもが持つ多様な言語や文化を活かして、本来持っている力を伸ばして活躍できるようになるために、最初に学校へ行く日はとても大切で特別な一日になります。だからこそ、その初登校日や学校に来た早い段階で適切な対応ができるように、さいたま市で何ができるのかを、まずはみんなで話し合っていきたですね!
外国から来た子どもへの対応として、日本語指導だけでなく、つなぎ役ができる初期対応専門員のような人材が必要です。私たちは、初期対応の専門員の設置を願っています。専門員は、子どもと一緒に登校して、学校の一日の流れがわかるようにしたり、基本的な日本語が使えるようにしながら、その子のことばや文化をクラスの子どもたちに紹介したり一緒に遊んだりと、双方の子どもたちに働きかけていきます。こうした対応は、多様性豊かな人づくり・学校づくりにもつながります。
外国から来た子ども達は、これからの日本社会を共に作っていく大切な子ども達です。日本語で自分の気持ちを表現することが難しい子どもたちの声なき声を受け止め、それぞれの子ども達が持つ多様な言語や文化を活かして、本来持っている力を伸ばしていけるさいたま市を、一緒につくっていきましょう。
地球っ子グループでは、多文化の子どもたちの教育について考えあう勉強会を開いていますので、是非、ご参加ください!