文化庁の地域日本語教育事業として、毎年、講座や研修会を続けてきましたが、もっと気軽に、もっと多様な人が、集い、語り合い、笑い合える場があったらいいなと思うようになりました。そこではじめたのがこの会です。
6月は「お茶会みたいな勉強会」
7月は、「学校でのお世話係について」を発端にいろんな話+世界のお茶カフェ(下のチラシをごらんください)
お茶カフェでは、Mさんが、スナックのカレーを用意してくれました。「辛くない!」とMさんは言うけれど、やっぱり何か辛い物がある。それになんとなくスッとした感じがある。その正体は ニンニクとミントでした。
お茶があるといいですね!「人が集まって、活動すれば、そこには必ず学びがある」参加してくれた人の言葉に励まされて、
これからも毎月30日の会、続けていきます。8月は30日が平日ですから、zoomで語り合う会になるかな?テーマ持ち寄り大歓迎です!
外国ルーツの親子、大学生、教員経験者、研究者、行政現役、社会福祉士、ボランティア仲間。地域の仲間。
まさに多様な仲間、楽しい時間をありがとうございました!
7月29日土曜日、今日はみんなで東洋大学に行きました。
最初に、東洋大学の大学生からのクイズ。
300人座れる教室、通っている学生は3万人?!小学校や中学校との違いがたくさんあって面白かったですね。
大学生だけでなく、お父さんお母さんからも一人暮らし、アルバイトの話などを聞きました。
他にも、大学の中を歩いてまわったり、学食を一緒に食べたりしました。
冷麺、カレー、ヤンニョムチキン…いろいろあってどれにしよう。どれもおいしくてボリュームたっぷりでした!
学食でお腹いっぱいになったあとは、お兄さんお姉さんからお話を聞きました。
いつ、どこから来たの?小さい頃はどうだった?今はどんなことしているの?
嬉しいことも辛いこともたくさんあったけど、みんなそれぞれ今を楽しんでいてキラキラしていました。
その後、大人、若者、小学生グループに分かれて、どんなことをしているときに楽しいって感じる?幸せって何だろう?数年後どんなことしたい?
いろいろなことを語り合いました。
将来についてみんなでいっぱいお話しできて楽しかったです♪
図書館で「Coconico多言語おはなし会」をさせていただきました😊
今回は夏休みということもあって、バイリンガル、トリリンガル、クァドリンガルの子供たちに大活躍してもらいました🇨🇳🇮🇳🇫🇷🇹🇷🇯🇵
日本語、中国語、タミル語、英語、トルコ語、フランス語😳
いろんな国にいろんな人がいて、いろんな言語があることを楽しんでもらえたかな❣️
ワークショップでは、いろんな国のじゃんけんでシールを集めて、オリジナルのうちわを作りました😊
7月17日(月)ココニコクッキング💕 インドのVADAを教えてもらいました。エスニックな豆のコロッケ?外がカリカリで「おいし〜😍」と、あっという間になくなりました!!
祝日なので、子供も参加です。中学生のお姉さんにお任せして、子どもチームはクッキーを作ってくれました。これまた、写真を撮る間もなく手が伸びてきて、「おいし〜😍」と。
久しぶりでしたが、お料理はやっぱり楽しくて美味しくて良いですね❣️
外国から来た子ども達への初期対応を充実するために
専門委員会を設置してください!
さいたま市の細田教育長に要望書をお渡ししました。
「外国から来た子どもたちのつまずきは、初期の対応に問題があることが多い」と言われています。私たちは、子どもたちと関わる中で、そのことを実感することがしばしばでした。外国から来た子どもたちが、みんなと楽しく学んでいけるようになるため、そして、それぞれの子どもが持つ多様な言語や文化を活かして、本来持っている力を伸ばして活躍できるようになるために、最初に学校へ行く日はとても大切で特別な一日になります。だからこそ、その初登校日や学校に来た早い段階で適切な対応ができるように、さいたま市で何ができるのかを、まずはみんなで話し合っていきたですね!
外国から来た子どもへの対応として、日本語指導だけでなく、つなぎ役ができる初期対応専門員のような人材が必要です。私たちは、初期対応の専門員の設置を願っています。専門員は、子どもと一緒に登校して、学校の一日の流れがわかるようにしたり、基本的な日本語が使えるようにしながら、その子のことばや文化をクラスの子どもたちに紹介したり一緒に遊んだりと、双方の子どもたちに働きかけていきます。こうした対応は、多様性豊かな人づくり・学校づくりにもつながります。
外国から来た子ども達は、これからの日本社会を共に作っていく大切な子ども達です。日本語で自分の気持ちを表現することが難しい子どもたちの声なき声を受け止め、それぞれの子ども達が持つ多様な言語や文化を活かして、本来持っている力を伸ばしていけるさいたま市を、一緒につくっていきましょう。
地球っ子グループでは、多文化の子どもたちの教育について考えあう勉強会を開いていますので、是非、ご参加ください!
トルコ地震から、1か月以上がたちました。
私たちの仲間であるクルドの人たちの出身の村は、
今も大変な状況にあります。
香港出身のリリーさんから
「てんきりんで募金活動をしましょう!」
という提案がありました。
そこで、てんきりんの仲間(地域の人も)に声をかけて
「クルドのお茶カフェ」を開きました。
この日はくしくも、クルドの人たちが新年を祝うネブロスの日。
ギターに合わせてみんなで歌を歌ううち、クルドの歌を歌ってくれたり、ダンスを教えてくれたり。
クルドの人たちと地域の人たち、お互いに身近に感じたひとときでした。
もちろん地震の話も出ました。終わってから地震のことを聞いた人から、こんなメールが届きました。
「辛いことを聞いてしまって、自分の配慮の無さに落ち込んでいます。ごめんなさいと言いたいです。」
大丈夫!大切なことは
そんな風に気付いてくれる人がいることこそ!そしてその次に会った時に声を掛け合えることこそ!
クルドの皆さん、いい声を聞かせてくれてありがとう!チャイもおいしかった!
そして、募金をしてくださったみなさん、ありがとうございました。
地球っ子の仲間ディプティさんの活躍が、3月21日の埼玉新聞で紹介されました。小学校の国際理解教室「世界へのトビラ」で、インドの文化を紹介したディプティさん。日本の子どもたちにインドの遊びを教えている写真も掲載されていて、楽しそうな雰囲気が伝わります。ぜひ、ご覧ください。
2月19日(日)埼玉大学で行われたシンポジウム「『生活(life)』から人間の育ちと学びをとらえ直す ー創る・楽しむ・共生する」に参加しました。
中国語が分からないまま算数の授業を受ける「わからない体験」。地球っ子の仲間Gさんが、先生として式を指しながら「スースースー」と発音します。生徒役の私たち日本人は戸惑うばかり・・・。外国から来た子どもの気持ちが追体験できました。
珊瑚舎スコーレ代表の星野さんは、学んでいる人が「語りたいことを自分の言葉で語る」ことが大切だとお話しくださいました。語ることで他の人と交流し、成長していく、ああだこうだと話すことが一番楽しい。「学ぶことは楽しいこと」という言葉に深く納得し、地球っ子の活動と根っこが同じように感じました。(さとこ)
2023年1月27日(金)東洋大学で、シンポジウム「外国にルーツを持つ子どもに対する日本語初期指導 ー実戦から見た現状と課題をもとに<初期対応>のあり方を考えるー」が行われました。
地球っ子グループからは、シヤーニカさんが、当事者としての経験や思い、そしてこれからの社会のために必要なことについて、彼女の意見をお話ししました。その後のパネルディスカッションでは、グループ代表の芳賀洋子・井上くみ子・髙栁なな枝が発表いたしました。
シンポジウムでは、日本語初期指導の現状と課題について発表がありました。特に日本語初期指導だけではなく、<初期対応>の大切さについて再認識させられました。
当日は、来場者だけではなく、オンラインでもたくさんの方が参加してくださり、多くの質問やご意見をいただきました。参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
ジャーナル『子どもの日本語教育研究』第5号(2022)に、地球っ子クラブ2000代表、髙栁なな枝の論文(実践報告)が掲載されました。小学校での日本語指導についての実践報告です。
「今目の前にいる子どもに必要なことは何か」と考え続けながら、子どもに向き合い、子どもに寄り添うことの大切さを考えさせられました。
論文は
こちらからも読むことができます。
ぜひ、ご一読ください。